床
2026.02.22
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2026.02.22
「最近、家の近くで羽アリを見た気がする…」 「築5年以上経つけど、シロアリ対策ってどうすればいいの?」 大切なマイホームを守る上で、シロアリの不安は尽きないものです。
シロアリ被害は、放っておくと家の土台や柱を食い荒らし、耐震性を著しく低下させるなど、取り返しのつかない事態を引き起こす危険性があります。しかし、いざ業者に頼もうと思っても、「費用はいくらかかるの?」「悪徳業者に騙されないか心配」と悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、シロアリ駆除の適切な費用相場から、自分(DIY)で対策する際のリスク、誠実で絶対に失敗しない優良業者の選び方までを徹底解説します。
さらに、住まいの専門家ならではの視点として、「ホームインスペクション(住宅診断)」を活用し、最新の補助金を使ってお得にシロアリ対策とリフォームを同時に行う裏ワザもご紹介します。
家を長持ちさせたい方、これから中古物件の購入やリノベーションを検討している方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
シロアリ対策の第一歩は、敵を知ることから始まります。ここでは、シロアリがなぜ家に棲みつくのか、その初期症状や見分け方について解説します。
シロアリは、主に「湿気」と「木材」を好みます。 床下の風通しが悪く湿気が溜まっている場所や、雨漏りを放置している箇所、庭に放置された廃材などは、シロアリにとって絶好の住処となります。特に日本の住宅に多い木造建築は、シロアリの餌となる木材(セルロース)でできているため、日頃からの環境改善や防蟻処理が欠かせません。
春から初夏にかけて飛び回る「羽アリ」を見つけたら要注意です。しかし、それがシロアリなのか、無害な黒アリなのかを見分ける必要があります。

日本の家屋に被害をもたらす主なシロアリは以下の2種類です。
シロアリは光や風を嫌うため、普段は木材の内部に隠れています。以下のサインを見つけたら、すでに被害が進行している可能性が高いです。
いざ駆除を依頼する際、最も気になるのが費用です。適正な相場を知り、悪徳業者に騙されないようにしましょう。
シロアリ駆除の費用は、一般的に「1平米あたり」または「1坪あたり」で計算されます。 全国的な費用相場は以下の通りです。

【一般的な戸建て(約30坪・100平米)の場合の費用目安】 おおよそ 13万円 〜 25万円 程度が標準的な目安となります。 ※被害の進行度合い(木材の補修が必要か)、使用する工法、建物の構造、地域によって金額は変動します。大手業者や特殊工法の場合はこれより高くなるケースもあります。
費用を適正に抑え、優良業者を見つけるためには**「必ず複数社(2〜3社)から相見積もりを取ること」**が鉄則です。 見積もりを見比べる際は、以下のポイントをチェックしてください。
シロアリ駆除は大きな出費になります。少しでも負担を減らすために、補助金や税金の控除制度を賢く活用しましょう。
結論から言うと、国や自治体から「シロアリ駆除のみ」を対象とした高額な補助金が出るケースは稀です。一部の自治体で数万円程度の助成を行っている場合はありますが、実施自治体は限られており、条件も厳しいのが実情です。
シロアリ駆除単体では難しくても、「住宅の長寿命化(劣化対策・省エネ)」を目的としたリフォームとセットにすることで、国の大型補助金を活用できる可能性がぐっと高まります。
ここで活用したいのが「ホームインスペクション(住宅診断)」です。 建築士などの専門家が家全体を診断し、「シロアリの被害箇所」だけでなく「基礎のひび割れ」「断熱性の不足」などを総合的にチェックします。
その結果をもとに、「シロアリ防蟻処理 + 腐朽した土台の交換 + 断熱改修」といった工事を行うと、2026年度から本格始動する『みらいエコ住宅2026事業(旧子育てエコホーム支援事業)』や、長期優良住宅化を目指すリフォーム支援策の対象となり、数十万円単位の補助金が受け取れるケースがあります。
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シロアリによる損害は、税法上の「雑損控除(ざっそんこうじょ)」の対象となり、所得税の還付を受けられる可能性があります。
費用を浮かすために自分で駆除できないかと考える方もいますが、シロアリ駆除のDIYは非常にリスクが高いためおすすめできません。
ホームセンターには手軽に買えるシロアリ用のベイト剤(毒餌)や散布用の薬剤が売られています。これらは「予防」や「目に見える数匹の駆除」には一定の効果があります。 しかし、床下の奥深くや壁の中にある「巣(コロニー)」を根絶することは市販薬では極めて困難です。表面上のシロアリを退治して安心している間に、見えない所で被害が拡大してしまうケースが後を絶ちません。

家の中でシロアリ(羽アリ)を見つけた際、慌てて市販の殺虫スプレー(ゴキブリ用など)を吹きかけるのは絶対にやめてください。 シロアリは警戒心が強いため、スプレーの成分を感じ取ると、生き残った個体が家のさらに奥深くへと逃げ込んで分散してしまいます。結果として被害範囲を広げ、プロの業者でも駆除が難しくなってしまう「悪化」を招く原因となります。見つけたら刺激せず、すぐに専門業者に連絡するのが鉄則です。
シロアリ対策は、いつ行うのが最も効果的なのでしょうか。
シロアリ駆除や予防工事に「適さない季節」はありません。被害に気づいた時点で**「なるべく早く(今すぐ)」行うのが正解です。 ただし、羽アリが飛び立つ春から夏(4月〜7月頃)**は被害が表面化しやすい時期です。この時期の前に予防点検を済ませておくのが最も安心できるスケジュールと言えます。

シロアリ駆除の保証期間や再施工の目安は、一般的に「5年」とされています。 これは法律で決まっているわけではなく、現在主流となっている安全性の高い薬剤の有効成分が、その性質上およそ5年で分解されるよう設計されているためです。昔の強い薬剤のように数十年持続することはありませんが、その分、家族やペットにとって安全な環境が守られています。
新築住宅時にも防蟻処理は行われますが、その薬剤の効力も基本的には約5年で低下します。 建築基準法において、地面から1m以内の主要な構造材には「必要に応じて」有効な防腐・防蟻措置を講じることが定められていますが、特定の薬剤散布が全住宅に義務化されているわけではありません。しかし、多くのハウスメーカーや瑕疵保険では5年の保証期間を設定しています。築5年を迎えるタイミングで、専門家による点検を受けることが家を長持ちさせる秘訣です。
木造の一戸建てだけでなく、マンションや特殊な構造の家、お庭の環境によってもシロアリのリスクは異なります。
「鉄筋コンクリート造のマンションだからシロアリは関係ない」というのは間違いです。シロアリはコンクリートのわずかな隙間(配管周りなど)から侵入し、室内の巾木、畳、ドア枠などの木材や紙類を食害します。特に1階の専用庭付きの部屋や、水回りの風通しが悪い部屋は注意が必要です。
近年人気の高気密・高断熱住宅で採用される「基礎断熱(基礎の内側や外側に断熱材を貼る工法)」は、シロアリ被害に遭いやすいという弱点があります。シロアリが断熱材の中を通って蟻道を作るため、床下を覗いても被害が発見しにくく、気づいた時には柱まで食い荒らされているケースがあります。基礎断熱の家こそ、プロによる定期的な床下点検が必須です。
中古物件や古民家を購入する際、最大の懸念事項がシロアリ被害による構造の劣化です。見た目は綺麗にリフォームされていても、壁の中や床下が腐っている可能性があります。 購入を決定する前、あるいはリノベーションの設計段階で、必ず**「ホームインスペクション(住宅診断)」**を実施し、建物の健全性を確認してください。
古い家や一部の建売住宅では、床下に潜るための「点検口(床下収納など)」がない場合があります。その場合は、和室の畳を上げて床板を外すか、押し入れの床を一部開口して進入します。将来のメンテナンスを見据えて、リフォームのタイミングで点検口を新設することをおすすめします。
庭のウッドデッキは雨ざらしになりやすく、シロアリの格好の標的です。ウッドデッキにシロアリが繁殖すると、そこから家屋本体へ侵入されるリスクが高まります。定期的な防腐・防蟻塗料の塗り替えを行うか、腐らない人工木材(樹脂製)のウッドデッキへのリフォームを検討しましょう。
庭の枯れ木や切り株にシロアリがいるのを発見した場合、すでに土の中に巨大な巣がある可能性が高いです。放置すると家屋に被害が及ぶため、素人がスプレー等で対処しようとせず、速やかに専門業者に調査を依頼し、必要に応じてベイト工法(毒餌)などで敷地全体からシロアリを駆除する必要があります。
シロアリ駆除業界には、残念ながら悪徳業者も存在します。信頼できるパートナーを見つけるための基準を解説します。

優良業者を見極めるためには、以下の3つのポイントを満たしているか確認しましょう。
以下のような営業手法をとる業者には絶対に依頼してはいけません。

シロアリ駆除には大きく分けて2つの工法があります。状況に合わせて最適な工法を提案してくれる業者を選びましょう。
「床下に薬を撒いて、家族やペットの健康に影響はないか」と心配される方も多いでしょう。現在、日本しろあり対策協会が認定している薬剤は、人間や犬・猫などの哺乳類に対しては安全性が高く、シックハウス症候群の原因となるVOC(揮発性有機化合物)を極力抑えたものが使われています。事前にペットがいる旨を業者に伝え、安全な薬剤を指定してもらうとより安心です。
悪徳業者の常套手段として、「床下に湿気が溜まっているからシロアリが来る。床下換気扇や調湿剤を入れないと家が腐る」と高額な商品を押し売りする手口があります。 確かに換気は重要ですが、最近の住宅(ベタ基礎など)では床下換気扇は不要なケースがほとんどです。シロアリ駆除の費用に加えて、数十万円の換気扇を強引に勧めてくる業者には注意してください。
最後に、シロアリに関してよく寄せられる疑問にお答えします。
A. おすすめしません。市販の薬剤で目に見える数匹を退治できても、床下や壁の奥にある「巣(コロニー)」を根絶することはプロの技術と専用の機材が必要です。
A. 一般的な30坪(約100平米)の戸建て住宅の場合、13万円〜25万円程度が標準的な相場です。被害の大きさや家の構造、施工業者によって変動するため、必ず複数の業者から相見積もりを取りましょう。
A. シロアリは家の土台や柱、壁の中の木材を好んで食べます。放置すると家の強度が著しく低下し、地震の際に倒壊するリスクが極めて高くなります。
A. 「5年ごと」が目安です。現在使用されている安全性の高い防蟻薬剤の効果は、その性質上およそ5年で低下します。
A. シロアリ自体は冬眠せず、1年中活動して木材を食べています。ただし、羽アリとなって飛び立つのが春から夏(4月〜7月頃)であるため、この時期に被害に気づく方が圧倒的に多いです。
A. 「突然訪問してくる」「不安を煽ってその日のうちに契約を迫る」「見積書が『一式』表記で詳細がわからない」業者は避けるべきです。
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