風呂
2025.12.12
風呂
2025.12.12
お風呂のリフォームは住宅設備の中でも特に重要な工事の一つですが、「いつが最適なタイミングなのか」を判断するのは決して簡単ではありません。築年数が経過した住宅では、浴室の劣化が進行していても、まだ使えるからとリフォームを先延ばしにしている方も多いのではないでしょうか。
しかし、住宅のプロとして真実をお伝えしなければなりません。「完全に壊れてから直す」のが、実は最も経済的損失が大きいタイミングなのです。
お風呂は毎日使用する場所だからこそ、適切な時期を見極めてリフォームすることが大切です。劣化が進みすぎてからでは、シロアリ被害や水漏れトラブルで工事費用が高額になったり、急な給湯器の故障で真冬にお湯が出ないトラブルに見舞われたりするケースも少なくありません。
この記事では、お風呂のリフォームが必要な時期の目安や劣化サインに加え、「2026年の最新補助金情報」と「春のメーカー価格改定(値上げ)」を見据えた、今まさに検討すべき「損をしないタイミング」について徹底解説します。
目次
お風呂のリフォーム時期を判断する上で最も重要な指標の一つが築年数です。一般的にお風呂の設備は15年から20年で大きな節目を迎えるとされており、この時期になると様々な不具合が発生しやすくなります。ここでは、なぜ20年が目安とされるのか、その根拠と具体的なポイントについて解説していきます。
お風呂のリフォームは築15年から20年が一般的な目安とされており、この期間を過ぎると設備の劣化が急速に進行する傾向があります。ユニットバスの場合、防水性能や断熱性能が徐々に低下し、20年を超えると本格的な交換が必要になるケースが多いです。
この年数の根拠は、浴室を構成する各部材の耐用年数にあります。浴槽本体(特にFRP素材や人造大理石)は比較的長持ちしますが、配管や給排水設備、ドアのパッキン、コーキング材などは10年から15年で硬化・劣化が始まります。また、給湯器の寿命も10年から15年程度とされており、お風呂全体のシステムとして考えると20年が一つの区切りとなるのです。
さらに、住宅設備の技術進歩も考慮すべき要素です。20年前と現在では、断熱性能(魔法びん浴槽など)や省エネ性能、掃除のしやすさなどが大幅に改善されており、リフォームによって得られるメリットが大きくなっています。最新のユニットバスに交換するだけで、水道光熱費が年間数万円削減できるケースも珍しくありません。
築年数だけでなく、使用頻度や浴室の素材によってもリフォーム時期は大きく変わります。大家族で毎日複数回使用している浴室と、夫婦二人で使用頻度が少ない浴室では、劣化の進行速度が異なるためです。
特に注意が必要なのが、在来工法の浴室(タイル張りなど)の場合です。ユニットバスよりも早い時期でのリフォームが推奨されます。タイルの目地やコーキング部分から水が浸入しやすく、知らず知らずのうちに構造体への影響が深刻になる可能性があるためです。一方、比較的新しいユニットバスでは、定期的なメンテナンスを行うことで25年程度まで使用できる場合もあります。
また、入浴剤の使用頻度や掃除の仕方も劣化に影響します。酸性やアルカリ性の強い入浴剤を頻繁に使用している場合や、研磨剤入りの洗剤で強くこすっている場合は、表面の劣化が早く進む傾向があります。
築年数による目安とは別に、実際の浴室の状態を見て判断することも重要です。お風呂リフォームが必要な具体的なサインを知っていれば、適切なタイミングでリフォームを計画できます。日常的に使用している中で気付きやすい症状から、専門的な点検が必要な問題まで、様々な劣化のサインについて詳しく解説していきます。
浴槽や壁面にひび割れが発生している場合は、防水性能の低下を示す重要なサインであり、放置すると水漏れの原因となる可能性が高くなります。特にFRP(繊維強化プラスチック)製の浴槽では、ひび割れから水が浸入し、内部の繊維が劣化することで強度が大幅に低下します。
ひび割れの見分け方として、まずは浴槽の底面や側面を丁寧に観察してください。髪の毛のように細い線が入っている場合はヘアクラック、より太い線状のものは構造的な問題がある可能性があります。また、ひび割れ部分を指で触って段差を感じる場合は、すでに深刻な状態に進行していると考えられます。
サビについては、特に金属製の部材や給排水管周辺で発生しやすくなります。表面的な錆であれば清掃で除去できる場合もありますが、深く進行したサビは腐食による穴あきの前兆です。蛇口周辺や排水口付近、浴槽の縁部分などは定期的にチェックしておきましょう。
コーキング材や目地の劣化は、浴室リフォームを検討する重要な指標の一つです。これらの部材は防水の最前線を担っており、劣化が進むと水の浸入経路となってしまいます。
コーキング材の劣化サインとして、まず色の変化があります。白色のコーキング材が黄ばんだり黒ずんだりしている場合は、カビの発生や材料自体の劣化を示しています。また、触ってみて弾力がなくなっている、ひび割れが生じている、剥がれかけている箇所がある場合は、早急な補修が必要です。
タイルの目地についても同様で、目地材がボロボロと崩れる、水をかけると目地から水が染み込んでいく、目地の色が大幅に変わっている場合は劣化が進行しています。特に浴槽と壁の境界部分、床と壁の境界部分は水がたまりやすく、劣化しやすい箇所として重点的にチェックしましょう。
カビの発生は浴室の環境悪化を示す重要なサインです。通常の掃除では除去できない頑固なカビが発生している場合、換気性能の低下や防水性能の問題が考えられます。特に、天井や壁の高い部分にカビが発生している場合は、断熱不足による結露が原因の可能性があります。
排水不良については、単純な詰まりではなく構造的な問題が潜んでいる場合があります。排水管の勾配不良や配管の劣化により、水の流れが悪くなることがあります。定期的な清掃を行っても排水の流れが改善しない場合は、配管全体の点検が必要です。
臭いについては、排水口からの下水臭や、カビ臭さが取れない場合が問題となります。これらの臭いは、配管の問題や換気システムの不具合を示している可能性があります。特に使用していない時間でも臭いが気になる場合は、専門的な点検を受けることをおすすめします。

多くのお客様が「水漏れなどの実害が出るまでは使おう」と考えがちですが、実はその判断が最も高くつく結果を招くことがあります。リフォームを先延ばしにすることで発生する、目に見えない「3つの高額リスク」について解説します。
浴室は家の中で最も湿気が多く、シロアリが好む環境です。特にタイル張りの浴室の場合、目地の微細なひび割れから壁の内部へ水が浸入し、土台の木材を腐らせてしまいます。 腐った木材はシロアリの大好物です。もしリフォーム時にシロアリ被害が発覚した場合、通常のリフォーム費用に加え、シロアリ駆除費用(約20〜30万円)や、腐食した土台・柱の補強工事費(数十万円〜)が追加で必要になります。 「床がなんとなくブヨブヨする」「浴室の入り口付近の床がきしむ」といった症状は、すでに床下が深刻な状態にある危険信号です。
マンションなどの集合住宅にお住まいの場合、老朽化した配管や防水層の劣化による「階下への水漏れ」は、絶対に避けなければならないトラブルです。 万が一、階下の住居へ水漏れを起こしてしまった場合、階下の内装修繕費や家財道具の弁償などが発生します。過去の損害賠償事例では、修繕費や慰謝料を含めて300万円〜1,000万円近くに達したケースも報告されています。 築20年を超えた時点での予防的なリフォーム(配管更新含む)は、自分だけでなく近隣トラブルを防ぐための重要な「保険」と言えます。
給湯器は10〜15年で寿命を迎えますが、故障するのは負荷がかかる「真冬」が圧倒的に多いです。 年末年始などの繁忙期に故障すると、交換部材や職人の手配がつかず、「真冬に1週間以上お湯が使えない」という過酷な生活を強いられる可能性があります。給湯器と浴室をセットで計画的にリフォームすることで、こうした突発的なトラブルを回避できます。
ここで、まさにリフォームを検討している私(編集部員)のリアルな現状をお伝えします。
私の自宅は築30年で購入し、そこからはや15年近く暮らしている一軒家(築年数通算約45年)です。現状のお風呂は、こまめに掃除をしてもカビやサビが落ちにくくなっており、排水も頻繁に詰まる状態です。換気扇や給湯器はその都度交換してきましたが、いよいよ設備の寿命を感じています。
そこで工務店さんに相談し、来年に配管周りの更新と脱衣所を含めたセットリフォームを計画したところ、「ざっくり500万円位は用意しておいてください」と言われ愕然としました。
築年数が経過しているため、表面的な交換だけでなく、床下の配管や腐食した下地の補修など、見えない部分の工事費が大きく嵩むとのこと。私のようにお金のかかる大工事になる前に、早めの点検と計画的なリフォームがいかに重要か、身をもって痛感しています。
「いつリフォームするのが一番お得か?」という問いに対し、今まさに大きなチャンスと締切が迫っています。 国の補助金制度の切り替わりと、メーカーの価格改定が重なる「2025年末から2026年春」は、数年に一度の重要なタイミングです。

2025年の補助金予算は終了が近づいていますが、新たに「住宅省エネ2026キャンペーン(みらいエコ住宅2026事業など)」の実施が決定しました。 重要なのは、「2025年11月28日以降に着手した工事」であれば、新しい2026年の補助金対象になるという点です。 つまり、今(2025年12月以降)契約して工事を始めても、切れ目なく補助金を受け取れる可能性が高いのです。「今年の補助金が終わったから来年まで待とう」と考える必要はありません。
| 事業名 | 対象工事とメリット |
|---|---|
| みらいエコ住宅2026事業 (旧:子育てエコホーム等) | 高断熱浴槽、節湯水栓、浴室乾燥機などの設置に対し補助。リフォーム補助上限が引き上げられる見込みです。 |
| 先進的窓リノベ2026事業 | 浴室の窓を「内窓」や「交換」で断熱化する場合、非常に高額な補助が出ます。寒さ対策に最強の選択肢です。 |
一方で注意が必要なのが、建材メーカーの価格改定です。 大手メーカーのLIXILは、2026年4月1日受注分より、浴室(ユニットバス)や水栓金具などのメーカー希望小売価格を数パーセント値上げすることを発表しています。 リフォーム費用における部材費の割合は大きいため、数パーセントの違いでも総額には数万円の影響が出ます。 「2026年の補助金」を確保しつつ、「4月の値上げ前」に工事を完了または発注することが、最も経済的なリフォーム計画となります。
お風呂のリフォームは季節によって工事のしやすさやメリット・デメリットが大きく変わります。特に今回は「2026年春の値上げ」という特殊要因があるため、例年とは違う戦略が必要です。
本来、春は気候が安定しておりリフォームに最適な季節ですが、2026年の春はメーカーの値上げ直前による「駆け込み需要」が予想されます。 3月ギリギリに依頼しても、職人のスケジュールが埋まっていたり、商品の納期が遅れたりして、値上げ前の価格に間に合わないリスクがあります。春に工事を希望する場合は、1月〜2月の早い段階で相談・契約を済ませておくことを強くおすすめします。
「冬の工事は寒そう」と敬遠されがちですが、実はメリットが多い時期です。
ただし、工事中の数日間はお風呂が使えないため、近隣の銭湯などを調べておく必要があります。
お風呂のリフォーム時期について、2026年に向けた最新事情を解説しました。結論として、今検討すべき最適なタイミングは以下の通りです。
特に、「まだ使えるから」といって先延ばしにすることは、シロアリ被害や階下への漏水事故など、将来的に数百万円単位の損失を生む最大のリスクです。さらに来春の値上げも控えています。
まずは信頼できるリフォーム会社に現地調査を依頼し、「見えない部分の健康状態」をチェックしてもらうと同時に、補助金と値上げ回避のシミュレーションをしてもらうことから始めてみてはいかがでしょうか。
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すまいパークでは、地域で活躍するリフォーム会社の皆さまと手を取り合い、より多くのお客様に安心と満足を届けていきたいと考えています。
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