リノベーション
2025.12.12
リノベーション
2025.12.12
内外装の老朽化や家族構成の変化に伴い、フルリフォームを検討される方は少なくありません。しかし、実際にどれくらいの費用がかかるのか、具体的なイメージがつかめず不安を感じる方も多いのではないでしょうか。本記事では、一戸建てやマンション、築年数、坪数などさまざまな観点からフルリフォームの費用相場を詳しく解説します。
目次

フルリフォームとフルリノベーションはおおよそ同じ意味で使われることが一般的ですが、「リフォーム」と「リノベーション」は概念が少し異なります。
国土交通省の定義では、
リフォーム:新築時の目論見に近づくように復元すること
リノベーション:新築時の目論見とは違う次元に改修すること
となっています。
フルリフォームは経年劣化した設備や内装を新しくし、元の状態に戻すことを主な目的としています。一方、フルリノベーションは既存の建物を活かしながら、間取りや設備を大幅に変更し、新たな価値を生み出す工事を指します。つまり、リフォームは「修繕」、リノベーションは「改修」という違いがあるといえるでしょう。ただし、実際の工事では両者の境界は曖昧で、多くの場合は両方の要素を含んだ工事が行われます。そのため、あえて使い分ける必要はなく、同義ととらえて良いでしょう。

フルリフォームの費用は、建物の種類によって大きく変わります。ここでは、一戸建てとマンションの費用相場を紹介します。
一戸建てのフルリフォームでは、300万円から3,500万円程度が一般的な相場となります。築年数の古い建物をリフォームする場合、内装だけでなく外壁や屋根、基礎部分の補強なども必要になるケースが多いため、費用が高額になる傾向があります。また、耐震補強や断熱改修を行う場合は、さらに費用が上乗せになる可能性も考えられます。建物の状態や希望する仕様によって金額は変動しますが、予算に余裕を持って計画を立てることが重要です。
マンションの場合、専有部分のみの改修となるため、一戸建てよりも費用を抑えられる傾向にあります。相場としては300万円から2,000万円程度が目安となり、外壁や屋根、廊下などの共用部分は建物管理組合にて管理を行うため、工事の対象外となります。ただし、建物によって工事区分が異なることがあり、管理規約や管理組合の承認が必要な場合もあるため、事前に確認を行った上で計画しましょう。

築年数が経過するほど、建物の劣化が進み必要な工事も増えていきます。ここでは築年数別の費用相場を紹介します。
築5年程度であれば、構造的な問題はほとんど発生していないため、大規模な工事は不要です。フルリフォームの費用相場については100万円以内で収まる場合が一般的だといえるでしょう。
| 内訳 | 費用例 |
| クロス張り替え(壁・天井450㎡) | 450,000円 |
| ハウスクリーニング | 60,000円 |
| 養生・廃材処分費など | 20,000円 |
| 諸経費(10%程度) | 50,000円 |
| 総額 | 580,000円 |
上記表は工事の一例ですが、内容としてはクロスの張り替え、ハウスクリーニングなど、内装の工事を行った場合の費用例です。築浅物件のため、水回り設備などは比較的綺麗な場合が多く、最低限の工事で完結するため比較的低価格でリフォームできる時期といえます。ただし、延べ床面積や選定するクロスのグレードによってはさらに費用が高くなることもあるため、注意しましょう。
築10年を過ぎると、内装の劣化に加えて水回り設備の劣化や外壁・屋根の色あせや劣化などが目立ち始めます。この時期のフルリフォーム費用は200万円以内が相場といえるでしょう。
| 内訳 | 費用例 |
| 外壁・屋根塗装(30坪) | 800,000円 |
| クロス張り替え(壁・天井450㎡) | 450,000円 |
| ハウスクリーニング | 60,000円 |
| 養生・廃材処分費など | 50,000円 |
| 諸経費(10%程度) | 130,000円 |
| 総額 | 1,490,000円 |
上記表は工事の一例ですが、壁紙の張り替えやハウスクリーニングに加えて、外壁・屋根塗装が主な工事内容となります。ただし、劣化状況や予算に応じた工事の選定が必要です。
築15年になると、さまざまな箇所で経年劣化が顕著になってきます。この時期のフルリフォームは、500万円以内が費用相場といえるでしょう。
| 内訳 | 費用例 |
| 外壁・屋根塗装(30坪) | 800,000円 |
| 水回り4点 | 2,000,000円 |
| クロス張り替え(壁・天井450㎡) | 450,000円 |
| ハウスクリーニング | 60,000円 |
| 養生・廃材処分費など | 70,000円 |
| 諸経費(10%程度) | 300,000円 |
| 総額 | 3,680,000円 |
上記表は工事の一例ですが、築15年となると外壁や屋根の修繕に加えて水回り設備の更新が必要なケースもあります。使用状況などにもよるため、劣化状況や予算に応じて工事内容を精査しましょう。
築20年を超えると、建物全体の老朽化だけでなくライフスタイルの変化なども考えられます。そのため、費用相場は500万円を超えるケースもあるでしょう。
| 内訳 | 費用例 |
| 外壁・屋根塗装(30坪) | 800,000円 |
| 水回り4点 | 2,000,000円 |
| クロス張り替え(壁・天井450㎡) | 450,000円 |
| フローリング張り替え(20坪程度) | 1,000,000円 |
| 間取り変更 | 300,000円 |
| ハウスクリーニング | 60,000円 |
| 養生・廃材処分費など | 100,000円 |
| 諸経費(10%程度) | 450,000円 |
| 総額 | 5,160,000円 |
上記表は工事の一例ですが、築20年を超えるとフローリングの劣化なども進むため、内装全体の改修が必要なこともあります。また、ライフスタイルの変化も訪れる時期で、間取り変更が必要な場合もあります。劣化状況に加えて環境面も含めた工事内容の選定が必要となります。
築25年以上の住宅では、内外装だけでなく、断熱性など機能面の改修が必要となることが多く、費用は1,000万円を超える場合もあります。
| 内訳 | 費用例 |
| 外壁・屋根塗装(30坪) | 800,000円 |
| 水回り4点 | 2,000,000円 |
| クロス張り替え(壁・天井450㎡) | 450,000円 |
| フローリング張り替え(20坪程度) | 1,000,000円 |
| 間取り変更 | 300,000円 |
| 断熱リフォーム | 1,720,000円 |
| ハウスクリーニング | 60,000円 |
| 養生・廃材処分費など | 150,000円 |
| 諸経費(10%程度) | 650,000円 |
| 総額 | 7,130,000円 |
上記表は工事の一例ですが、築25年を超えると断熱リフォームも必要になるケースがあります。また、古い住宅の場合は構造部分の劣化も進んでいることもあり、耐震補強や基礎の補修も必要です。耐震リフォームを行うと100万〜300万円程度の追加費用が発生するため、さらに費用が上がります。また、配管や電気配線の全面交換やスケルトンリノベーションを行うと工事費用がさらにアップするため、建て替えとの費用差が小さくなる可能性もあります。古い住宅のリフォームは、工事内容により費用が大きく異なるため、優先順位を決めてリフォームを行うことをおすすめします。

住宅の広さによっても、フルリフォームの費用は大きく変動します。工事内容や築年数によっても幅がありますが、ここでは一般的な費用相場を紹介します。
20坪(約66㎡)のフルリフォーム費用は、500万円から1,200万円程度が相場となります。20坪の住宅は、工事面積も少なくなるため、工夫次第で工事費用を抑えやすいことが特徴です。シンプルな内装であればコストを抑えることも可能なため、予算に応じた検討を行いましょう。
25坪(約83㎡)の住宅では、600万円から1,500万円程度が費用の目安です。20坪の住宅と同様に比較的小さな部類のため、グレード次第では工事価格を抑えることも可能です。ただし、間取り変更を伴うようなリフォームの場合はコストが上がるため、予算に応じた検討が必要です。
30坪(約99㎡)のフルリフォームでは、800万円から1,800万円程度の費用が目安です。30坪の一戸建ては3LDK〜4LDKの広さがあり、家族がゆとりを持って暮らせる広さです。この広さになると部屋数も増えるため、内装工事の費用も相応にかかりますが、全体のバランスを考えた改修を行うことで価格に見合った満足度の高い仕上がりになるでしょう。
40坪(約132㎡)の住宅では、1,000万円から2,400万円程度が相場となります。広い住宅では工事範囲も広がるため、フルリフォームを行う場合は費用も高額になります。二世帯住宅への改修や、将来的な間取り変更を見据えた可変性の高い設計など、広さを活かした工夫ができるのも魅力でしょう。
50坪(約165㎡)の大型住宅では、1,200万円から2,000万円以上の費用がかかることも珍しくありません。広い空間のため、トイレや脱衣所が2つあるなどリフォーム箇所も増えることが費用増加の要因となります。また、メンテナンスコストも高額になるため、将来的な維持費も考慮した上で、どこまで手を入れるか検討することが大切です。

フルリフォームを行う際、各施工箇所にどれくらいの費用がかかるのかを把握しておくことが予算検討を行う上で重要になります。ここでは、施工箇所別のリフォーム費用を紹介します。
浴室と洗面所のリフォーム費用は、70万円から200万円程度が相場です。
| 内訳 | 費用例 |
| 解体工事 | 50,000円 |
| ユニットバス本体 | 500,000円 |
| ユニットバス設置費 | 70,000円 |
| 洗面台本体 | 50,000円 |
| 洗面台設置費 | 30,000円 |
| 設備工事 | 50,000円 |
| 内装工事(クロス、床) | 50,000円 |
| 総額 | 800,000円 |
上記費用例は、ユニットバスの入れ替えを想定した費用例ですが、古いタイル張りの在来浴室をユニットバスに交換する場合、解体費用や造作工事など費用が増額となります。また、ユニットバスや洗面化粧台はグレードによって価格が大きく異なるため、予算に合わせた選定が必要です。
キッチンのリフォーム費用は、80万円から300万円程度と幅があります。
| 内訳 | 費用例 |
| 解体工事 | 50,000円 |
| キッチン本体 | 500,000円 |
| キッチン設置費 | 70,000円 |
| 設備工事 | 50,000円 |
| 内装工事(クロス、床) | 50,000円 |
| 総額 | 820,000円 |
上記費用例は、キッチンの入れ替えのみの費用例ですが、カップボードの追加や対面式などへの配置変更を希望する場合は追加工事が発生するため、費用は増額となります。また、キッチンのグレードだけでなく食洗機やIHクッキングヒーターなどオプションの有無によっても価格差が大きくなります。家事効率やデザインなどを踏まえて、予算に合わせた選定を行いましょう。
トイレのリフォームは、20万円から50万円程度が相場です。
| 内訳 | 費用例 |
| 便器本体(温水洗浄便座含む) | 100,000円 |
| ペーパーホルダー等 | 20,000円 |
| トイレ撤去・設置費 | 30,000円 |
| 内装工事(クロス、床) | 50,000円 |
| 総額 | 200,000円 |
便器の交換だけであれば比較的低予算で済みますが、フルリフォームの場合は内装の更新やペーパーホルダー、タオルハンガーなどのアクセサリー工事も必要です。また、手洗いカウンター付きのトイレや最新機能が備え付けられたトイレを希望する場合は、便器本体の金額も増額となります。バリアフリー化を行う場合は、床上げ工事や手すりの設置なども必要なため、予算に合わせた計画を行うことが重要です。
リビングのリフォームは、30万円程度以上が相場です。
| 内訳 | 費用例 |
| 内装工事(クロス) | 100,000円 |
| フローリング張り替え | 150,000円 |
| 家具移動費 | 30,000円 |
| 総額 | 280,000円 |
上記費用例は、クロス(天井と壁)の張り替えとフローリングの張り替え工事に加え、リビングの家具移動費を加えた例です。内装材の更新のみであれば費用を抑えることができますが、窓リフォームや照明設備の入れ替え、リビングの拡張工事が必要であればさらに費用が高くなります。工事内容によって価格差が大きく異なるため、快適性や機能性と、予算を比較しながら検討を行うことをおすすめします。
寝室のリフォームは、20万円程度以上が相場です。
| 内訳 | 費用例 |
| 内装工事(クロス) | 50,000円 |
| フローリング張り替え | 100,000円 |
| 家具移動費 | 20,000円 |
| 総額 | 170,000円 |
上記費用例は、6畳程度の寝室で、クロス(天井と壁)の張り替えとフローリングの張り替え工事を行った場合の費用例です。断熱性を高めるための窓リフォームや、照明設備の入れ替え、収納リフォームが必要な場合は費用が増額となります。リビングと同様に、リフォームを行う範囲によって価格が大きく異なるため、予算に合わせた工事内容の検討が必要です。
廊下と玄関のリフォームは、50万円から100万円程度が相場です。
| 内訳 | 費用例 |
| 玄関扉の取り替え | 400,000円 |
| 玄関床タイルの張り替え | 100,000円 |
| 内装工事(クロス・フローリング) | 150,000円 |
| 総額 | 650,000円 |
上記費用例は、玄関扉の取り替えや床タイルの張り替えに加えて廊下部分のクロス、フローリングの張り替えを行った場合の費用です。玄関扉の仕様によって費用が増減するほか、階数によって廊下部分の内装費用が大きく異なります。また、玄関収納の入れ替えを検討される場合はさらに費用が増額となるでしょう。玄関部分は内部からだけではなく、外からも見える部分のため、デザインを重視しながら予算を調整すると良いでしょう。
屋根のリフォーム費用は、40万円から300万円程度と工事内容によって大きく変動します。
| 内訳 | 費用例 |
| 足場工事 | 120,000円 |
| 塗装工事 | 200,000円 |
| 養生・洗浄など | 80,000円 |
| 総額 | 400,000円 |
上記費用例のように、屋根塗装の工事だけであれば比較的安価ですが、葺き替えやカバー工法を行う場合は高額になります。また、屋根の面積や足場設置のしやすさなども価格に影響するため、状況によって費用が変動します。屋根塗装の費用は、工法の選定が重要なため、屋根の材質や劣化状況に応じて適切な提案を受けることをおすすめします。
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フルリフォームの費用は、さまざまな要因によって変動します。ここでは、主な要因を4つ紹介するため、予算計画の際の参考にしてみてください。
フルリフォームといっても、どのような工事を行うかによって、費用は大きく変わってきます。内装のみの改修であれば比較的低予算で済みますが、耐震補強や水回りの配置変更を伴う場合は高額になります。また、既存の設備を活かすか、全て新しくするかによっても差が生じます。事前に工事内容を明確にしておくことが予算管理のポイントです。
築年数が古く劣化が進んでいる建物ほど、補修箇所が多くなり費用がかさみます。特に、壁を剥がしたら柱が腐食していた、床下にシロアリ被害があったなど、見えない部分に問題が見つかるケースも珍しくありません。また、旧耐震基準で建てられた住宅では、耐震補強工事が必要となるため、追加費用が発生します。事前に住宅診断を受けておくことで、ある程度のリスクを把握できるでしょう。
リフォームの種類によっても費用が大きく変動します。
フルリフォームは、大きく分けて下記の2つに分類されます。
・スケルトンリノベーション
・表装フルリフォーム
スケルトンリノベーションは、建物の柱や梁など骨組みだけを残して全て解体し、全面的に作り直す工事です。工事のボリュームが増えるため、費用が高額になります。
一方、表装フルリフォームは、既存の間取りを維持したまま内装や設備のみを新しくする工事です。内装の見える部分のみリフォームを行うため、比較的費用を抑えられるでしょう。
それぞれメリットデメリットがあるため、どちらを選ぶかは、予算や建物の状況に応じて適切に判断することが大切です。
使用する設備機器や建材のグレードによって、費用は大きく変動します。例えば、キッチンひとつとっても、スタンダードモデルとハイグレードモデルで数十万円以上の差が出ることもあります。また、フローリングや壁紙も、素材や機能性によって価格帯が幅広く存在します。予算に限りがある場合は、こだわるエリアを絞り、それ以外は標準的なグレードにするといったメリハリをつけることで、満足度を保ちながら費用を抑えることができます。

フルリフォームは高額な投資となるため、できるだけ費用を抑えたいと考える方も多いでしょう。ここでは、費用を抑えるためのポイントをご紹介します。
最新の高機能設備は魅力的に見えますが、本当に必要な機能かどうかを見極めることが重要です。例えば、キッチンやバスルームのグレードを一段階下げるだけで、数十万円のコストダウンにつながることもあります。ただし、耐久性や使い勝手に関わる部分まで妥協すると、後々不満が残ることもあるため注意が必要です。メーカーのショールームで実物を確認し、自分たちのライフスタイルに本当に必要な機能を見極めることをおすすめします。
リフォーム会社によって、価格設定だけでなく提案内容も異なります。最低でも3社以上から見積もりを取り、工事内容と価格を比較することが重要です。ただし、単純に安い業者を選ぶのではなく、提案内容や施工実績、アフターサービスの充実度など総合的に判断しましょう。見積書の内訳が詳細に記載されているか、追加費用の発生条件が明確かといった点も確認ポイントとなります。
全てを一度に完璧にしようとせず、優先順位をつけて段階的に工事を進める方法も検討しましょう。例えば、1階部分のみを先に改修し、2階は後回しにするといった計画です。また、間取り変更を最小限にとどめたり、既存の建具や設備で使えるものは再利用したりすることでも、費用を削減できます。ただし、単純に工事を小分けにするだけでは、費用が割高になる場合もあるため、業者と相談しながら最適なプランを立てることが重要です。
国や自治体では、耐震改修や省エネリフォーム、バリアフリー化などに対して補助金制度を設けています。条件を満たせば、工事費用の一部を補助してもらえるため、実質的な負担を軽減できるでしょう。制度の内容や条件などはそれぞれ異なるため、リフォーム会社にも相談しながら活用することをおすすめします。

住まいの大規模な改修を考える際、フルリフォームと建て替えのどちらを選ぶべきか迷う方も多いのではないでしょうか。ここでは、それぞれの違いについて紹介します。
フルリフォームとは、既存の建物を解体せず、内装や設備を全面的に新しくする工事のことです。壁や床を剥がして骨組みだけの状態にするスケルトンリノベーションから、内装のみを刷新する表装リフォームまで、工事の範囲はさまざまです。また、工事期間も短く済み、思い入れある住まいを残せることも大きなメリットです。
建て替えは、既存の建物を全て取り壊し、新たに建築する方法です。フルリフォームは、リフォーム費用のみで完結しますが、建て替えの場合は解体費用と新築費用が発生するため、費用が高くなる傾向になります。また、工期も半年から1年程度と長くなり、その間の仮住まい費用や引っ越し費用も必要です。間取りや設計の自由度が高く、最新の住宅性能を実現できるメリットはありますが、費用がかかるといったデメリットもあるため、予算も含めて検討を行う必要があります。

フルリフォームは大きな投資となるため、後悔のないよう慎重に計画を進めることが重要です。ここでは、後悔しないためのポイントを4つ紹介します。
無理のないスケジュールと予算を設定することが、満足度の高いリフォームにつながります。工事期間中の生活への影響も考慮し、仮住まいが必要かどうか、居ながらの工事ができるかなども検討しましょう。また、工事内容や提案、スケジュールなどは業者ごとに異なる場合があります。そのため、複数社に見積もり及び提案を依頼し、適切な業者を選定することが重要です。
限られた予算の中で満足度の高いリフォームを実現するには、何を優先するかを明確にしておくことが重要です。築年数の古い建物の場合は、安全性に関わる耐震補強や雨漏り対策などを最優先とし、次に生活の質を向上させる断熱改修や水回りの更新を検討すると良いでしょう。築浅物件の場合は、こだわりたいエリアやグレードの優先順位をつけることをおすすめします。それぞれの希望に順位をつけておくことで、予算オーバーした際の調整もスムーズになります。
リフォーム工事では、当初の見積もりにはなかった追加工事が発生することがあります。特に築年数が古い住宅では、壁を剥がしたら想定外の劣化が見つかるといったケースも少なくありません。契約前に、どのような場合に追加費用が発生するのか、その際の費用負担はどうなるのかを明確にしておきましょう。また、工事中の変更や追加要望の際にも費用が発生します。なるべく契約前までに要望をまとめておくことをおすすめします。
見た目だけでなく、耐震性や断熱性といった建物の基本性能を向上させることも重要です。特に築年数が古い住宅では、現代の基準に満たない場合が多いため、長く安心して住み続けるためには機能面の改善が必要不可欠です。リフォームは、デザインばかりに目が行きがちですが、耐震性や断熱性など快適性・安全性についても着目し、完成後に後悔しないような計画を立てましょう。

フルリフォームにはさまざまなメリットがある一方で、デメリットも存在します。メリット・デメリットを理解した上で適切に判断することが大切です。
・建て替えよりも費用を抑えられる
・工事期間が短い
・思い入れのある住まいを残せる
・快適性を向上できる
フルリフォームは、建て替えと比べて解体費用や新築工事費用がかからないことに加え、工期が短いためコストを大幅に削減できることが最大のメリットといえるでしょう。また、長年住み続けた愛着のある住まいを残しながら、最新設備の導入や機能性を向上するリフォームにより快適な環境へと生まれ変わります。
・間取り変更の自由度が建て替えより低い
・建物の劣化状況によっては、予算が大幅に上振れする可能性がある
・築年数が古い場合、最新の住宅性能まで引き上げることが難しい
フルリフォームは既存の構造を活かすため、間取り変更に制約が生じることがあります。また、工事を進める中で想定外の劣化が見つかれば、追加費用が発生する可能性もあるでしょう。また、築年数が古い住宅では、リフォームを行った場合でも断熱性能や耐震性能には限度があるといったケースも考えられます。リフォームは、あくまで既存の家をベースに改修するため、ある程度の制約を許容しておく必要があるでしょう。
フルリフォームの工事期間は、工事内容や建物の規模によって異なりますが、戸建ての場合は1か月から半年程度が目安となるでしょう。内装のみの改修であれば1〜2か月程度で完了しますが、構造補強や水回りの配置変更を伴う大規模な工事では、半年近くかかることもあります。また、居ながらの工事を希望する場合は、分割してリフォームを行う必要があるため、通常よりも工期がかかるケースもあります。
マンションの場合は、専有部分のみの工事となるため、1か月から3か月程度で済むケースが一般的です。戸建てと比較して工事内容が少なくなるため、工期が短くなることが特徴です。
フルリフォームを検討する際によくある疑問について、具体的にお答えします。
一戸建て住宅の場合、300万円〜3,500万円程度、マンションの場合は300万円〜2,500万円程度が一般的な相場です。ただし、建物の状態や希望する仕様、築年数によって大きく変動するため、注意しておきましょう。築年数が古い戸建て住宅では、構造補強や配管の全面更新が必要となるため、費用が高額になる傾向があります。また、使用する設備や建材のグレードによっても、数百万円単位で差が生じるため予算に合わせたものを選定する必要があります。
一般的にはフルリフォームの方が費用を抑えられます。建て替えでは解体費用や新築工事費、仮住まい費用などさまざまなコストが発生し、総額で3,500万円以上かかるケースも珍しくありません。一方、フルリフォームであれば、既存の構造を活かすことで工事費用を削減することが可能です。ただし、建物の劣化が著しい場合は、建て替えとの差が縮まることもあるため、両方の見積もりを取って比較検討することをおすすめします。
一戸建て住宅の場合、1,000万円あれば内装の全面改修と水回り設備の更新が可能です。具体的には、壁紙やフローリングの張り替え、キッチン・バスルーム・トイレの設備交換、建具の交換などが含まれます。ただし、大規模な間取り変更や耐震補強、外壁・屋根の改修まで含めると予算オーバーする可能性があるでしょう。また、建物の広さによっては工事範囲を絞る必要もあります。
500万円の予算では表装リフォームがメインとなり、水回り設備は全て更新することが難しい場合が一般的です。ただし、1階部分のみを対象とした全面改修など、エリアを絞ることで水回りを含めたリフォームが実現可能です。500万円では、フルリフォームとして建物全体を手がけるには予算が不足しますが、優先順位をつけて必要な箇所に集中的に投資することで、満足度の高い仕上がりを実現できるといえるでしょう。
2,000万円の予算があれば、水回り設備を含めた内装の全面改修に加え、外壁・屋根の改修や断熱リフォーム、耐震改修なども行うことができます。建物の規模や仕様などによって2,000万円を超える場合もあるため、見積もりを取り寄せた上で建物の状況などを踏まえた総合的な検討を行うと良いでしょう。
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