内壁
2025.12.24
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2025.12.24
和室の砂壁のリフォームを検討している方にとって、その費用が気になっている場合は多いでしょう。砂壁のリフォーム費用は6畳で5万円から20万円程度が相場となっており、選択する方法によって大きく異なります。
砂壁のリフォームには塗り直し、壁紙貼り、漆喰や珪藻土への塗り替え、ペンキ塗装など6つの主要な方法があります。それぞれ初期費用や耐久性、メンテナンス性が異なるため、ライフスタイルや予算に合わせた選択が重要です。
この記事では砂壁リフォームの6つの方法について、費用相場から工期、メリット・デメリットまで詳しく比較解説します。また費用を抑えるコツや施工店選びのポイントも紹介するので、最適なリフォーム方法を見つけられるでしょう。

砂壁リフォームには複数の方法があり、それぞれ費用や工期、仕上がりの特徴が大きく異なります。まずは砂壁リフォームが必要な理由を理解した上で、6つの方法の特徴と費用相場を詳しく見ていきましょう。
砂壁は経年劣化により砂が落ちやすくなり、掃除の負担が大幅に増加するため、多くの家庭でリフォームが推奨されています。砂壁は砂や土を接着成分で固めた左官仕上げで、新築時は調湿性や断熱性に優れた壁材として重宝されてきました。
しかし築20年を超えると接着成分が劣化し、わずかな振動や接触で砂がポロポロと落ちるようになります。特に共働き世帯や子育て世帯では、砂落ちによる掃除の負担増加が深刻な問題となっているのです。
また砂壁にカビが発生した場合、表面の凹凸により完全な除去が困難で、アレルギーや健康面での懸念も生じます。こうした実用面での課題に加え、古い砂壁は見た目も時代遅れとなり、賃貸や売却時の印象も悪くなりがちです。
砂壁リフォームには主に6つの方法があり、それぞれ特徴と適用場面が異なります。まずは各方法の基本的な内容を理解しておきましょう。
これらの方法は初期費用、耐久性、施工の難易度が大きく異なります。また砂壁の劣化状況や下地の状態によって、適用できる方法が限られる場合もあるため、現地調査での診断が重要です。
砂壁リフォームの費用は選択する方法によって2倍以上の差が生じることがあります。以下の表で6畳間での費用相場を比較してみましょう。
| リフォーム方法 | 6畳間の費用相場 | 平米単価目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 砂壁塗り直し | 5万円〜10万円 | 3,000円〜10,000円/㎡ | 和の質感維持・高耐久 |
| 壁紙(クロス)貼り | 5万円〜10万円 | 4,000円〜6,500円/㎡ | デザイン豊富・工期短 |
| 漆喰塗り替え | 8万円〜20万円 | 5,000円〜10,000円/㎡ | 高級感・調湿性・長寿命 |
| 珪藻土塗り替え | 10万円〜18万円 | 6,000円〜15,000円/㎡ | 調湿・消臭・自然素材 |
| ペンキ塗装 | 5万円〜12万円 | 2,500円〜8,000円/㎡ | 色変更・比較的低コスト |
| DIYリフォーム | 2万円〜6万円 | 材料費のみ | 最安・要技術・時間必要 |
費用には下地処理、材料費、施工費、諸経費が含まれており、砂壁の劣化状況によって追加費用が発生する場合があります。また地域や施工店によって2割程度の価格差が生じることも珍しくありません。
工期は生活への影響を考慮する重要な要素で、方法によって大幅に異なります。壁紙貼りなら1日から2日で完了しますが、漆喰や珪藻土の場合は乾燥時間を含めて3日から1週間程度必要です。
砂壁の塗り直しは下地処理に時間がかかるため、3日から5日程度を見込んでおきましょう。ペンキ塗装は比較的短期間で済みますが、下塗りと上塗りで2日から3日は必要となります。
DIYの場合は経験によって大きく異なりますが、初心者が6畳間を施工するなら週末2回から3回分の時間を確保することをおすすめします。作業に慣れていない場合、予想以上に時間がかかることも多いため、余裕をもったスケジュールが重要です。
砂壁の塗り直しは和室の風合いを保ちながら機能性を回復できる方法で、6畳で5万円から10万円が相場となります。既存の砂壁を補修して同種の砂壁材で仕上げ直すため、施工後も従来の和の雰囲気を維持できます。
メリットとしては伝統的な意匠性を損なわず、調湿性や断熱性といった砂壁本来の機能を回復できる点があります。また適切に施工すれば20年以上の耐久性が期待でき、長期的なコストパフォーマンスは良好です。
一方でデメリットとしては、砂落ちの根本的な解決にはならず、再び経年劣化による砂落ちが発生する可能性があることです。また左官職人による手作業が中心となるため、技術力によって仕上がりに差が生じやすい点も注意が必要でしょう。
漆喰や珪藻土への塗り替えは砂壁の問題を解決しながら、さらに高い機能性を付加できる方法です。漆喰の場合は6畳で8万円から20万円、珪藻土なら10万円から18万円が相場となります。
漆喰は石灰を主原料とする塗壁材で、強アルカリ性によりカビや細菌の繁殖を抑制する効果があります。また調湿性に優れ、湿度の高い季節でも室内を快適に保てるため、特に湿気の多い部屋でその効果を発揮します。
珪藻土は珪藻の化石を原料とした塗壁材で、漆喰以上の調湿性と消臭効果が期待できます。多孔質な構造により湿気を素早く吸収・放出し、ニオイ成分も吸着するため、寝室やクローゼットなどでの使用に適しています。どちらも自然素材のため健康面でも安心です。
壁紙貼りは最もポピュラーなリフォーム方法で、6畳で5万円から10万円と比較的手頃な価格で砂壁の問題を解決できます。また、豊富なデザインから選択でき、洋室的な仕上がりにできる点も魅力です。
ただし砂壁に直接壁紙を貼ることはできないため、適切な下地処理が必要不可欠です。まず既存砂壁の浮きや剥がれを除去し、シーラーで表面を固めてからパテで平滑に仕上げる工程が必要となります。
下地処理を怠ると壁紙が剥がれやすくなったり、継ぎ目が割れたりするトラブルが発生します。特に湿気の多い部屋では下地の処理が不十分だとカビが発生し、数年で張り替えが必要になるケースもあるため、施工店の技術力を確認することが重要です。
腰壁やパネルを使った部分リフォームは、砂壁の下半分だけを別の素材でリフォームする方法です。6畳で3万円から8万円程度と費用を抑えながら、デザイン性と実用性を両立できます。
特に砂壁の下部分は手が触れることが多く、汚れや傷みが目立ちやすい箇所です。この部分に木材パネルやタイル、化粧板などを貼ることで、耐久性を高めながらアクセントとしての効果も期待できます。
適用例としては子供部屋での傷や汚れ防止、玄関ホールでの意匠性向上、寝室での間接照明との組み合わせなどがあります。全面リフォームと比較して費用を抑えつつ、部屋の印象を大きく変えられる効果的な方法です。
ペンキ塗装は既存の砂壁を活かしながら色を変更できる方法で、6畳で5万円から12万円が相場です。施工店に依頼する場合は下地処理としてシーラー塗布が必要で、その後に下塗り、上塗りと進めます。
DIYでペンキ塗装を行う場合、材料費は1万円から3万円程度に抑えられます。ただし砂壁に直接ペンキを塗ると砂が混じって仕上がりが悪くなるため、必ずシーラーでの下地処理が必要です。
DIY実施時の注意点として、砂壁の凹凸により塗装にムラが生じやすく、素人では均一な仕上がりが困難な場合があります。また塗装中に砂が落ちてくることもあるため、養生を十分に行い、複数回に分けて薄く塗り重ねる技術が求められるでしょう。

砂壁リフォームの費用を抑えるためには、適切な見積もりの取り方と施工店選びが重要です。また状況によってはDIYや補助金の活用も有効な選択肢となります。ここでは具体的な費用削減の方法と、後悔しない施工店選びのポイントを詳しく解説します。
見積書では材料費、工賃、下地処理費、諸経費の内訳を詳細に確認し、曖昧な表記がある項目は必ず質問して明確にしましょう。砂壁リフォームでは下地の状態によって追加工事が発生しやすいため、事前の確認が特に重要です。
まず材料費については使用する壁紙や塗料の品番やグレードを確認し、メーカーの参考価格と照らし合わせることで適正性を判断できます。工賃は平米単価で表記されることが多いですが、施工の難易度や作業内容によって妥当な範囲があるため複数社での比較が有効です。
下地処理費は砂壁リフォームで最も重要な項目で、既存砂壁の除去、シーラー塗布、パテ処理などが含まれます。この工程を省略すると後々のトラブルにつながるため、詳細な作業内容と単価の記載があるか必ず確認しましょう。
相見積もりは3社から5社程度を目安とし、同じ条件で比較できるよう仕様を統一することが重要です。見積もり依頼時には部屋の面積、砂壁の劣化状況、希望する仕上がりを明確に伝え、各社に同じ情報を提供しましょう。
価格交渉では最初から値引きを要求するのではなく、見積もり内容の妥当性を確認した上で、他社との差額について説明を求めることから始めます。単純な値引きよりも、使用材料のグレードダウンや工程の見直しによる費用調整の方が、品質を保ちながら価格を抑えられます。
また複数の部屋を同時にリフォームする場合は、まとめて発注することで単価を下げられる可能性があります。施工時期についても、施工店の繁忙期を避けることで価格交渉が有利になることも多いでしょう。
DIYによる砂壁リフォームでは工賃を削減できるため、6畳間で2万円から6万円程度の材料費のみで施工可能です。ただし適切な道具と技術が必要で、失敗すると結果的に高額になる場合もあります。
最も失敗しやすいポイントは下地処理の甘さで、砂壁の浮きや剥がれを十分に除去せずに仕上げ材を施工してしまうケースです。この場合、数か月から1年程度で剥がれや浮きが発生し、最初からやり直しになってしまいます。
DIYを成功させるためには、まず小さな面積から始めて技術を習得し、必要な道具をすべて揃えてから本格的な施工に取りかかることが重要です。
砂壁リフォームでは住宅の省エネ性能向上や健康増進を目的とした補助金制度が利用できる場合があります。特に珪藻土や漆喰などの調湿性の高い自然素材への変更は、室内環境改善として助成対象となることがあります。
自治体によっては高齢者向けの住宅改修補助金や、リフォーム促進のための一般的な助成制度が用意されている場合があります。申請前に工事を開始してしまうと対象外となることが多いため、リフォーム計画の段階で確認することが必要です。
また国の制度では、断熱性能向上やバリアフリー改修と組み合わせることで、より大きな補助金額を受けられる可能性があります。砂壁リフォームと合わせて窓の断熱改修なども検討し、総合的なリフォーム計画を立てることをおすすめします。
費用対効果を判断する際は、初期費用だけでなく耐用年数とメンテナンス費用を含めた長期コストで比較することが重要です。例えば壁紙貼りは初期費用が安くても10年程度で張り替えが必要になることが多いです。
一方で漆喰や珪藻土の場合、初期費用は高めですが20年以上の耐久性があり、部分的な補修で長期間使用できます。6畳間で20年使用する場合、壁紙は20万円程度(10万円×2回)かかりますが、漆喰なら15万円程度で済む計算になります。
また、砂落ちによる掃除時間の短縮効果や、調湿性による快適性向上、アレルギー症状の改善なども含めて総合的に判断することが大切です。特に小さなお子さんがいる家庭では、健康面でのメリットも費用対効果の重要な要素となるでしょう。
砂壁のリフォーム費用は選択する方法によって6畳間で5万円から20万円と大きく異なります。壁紙貼りやペンキ塗装は初期費用を抑えられる一方、漆喰や珪藻土は高機能で長期的なコストパフォーマンスに優れています。
費用を抑えるためには複数の施工店から相見積もりを取り、見積書の内容を詳細に確認することが重要です。またDIYや補助金の活用も有効な選択肢となりますが、技術力や申請条件をよく検討した上で判断しましょう。
砂壁リフォームは住環境の快適性向上と長期的な資産価値の維持につながる重要な投資です。家族のライフスタイルと予算を総合的に考慮し、最適なリフォーム方法を選択して理想的な住空間を実現してください。
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