リフォーム
2025.12.22
リフォーム
2025.12.22
ガス代の高騰や光熱費の削減を理由に、オール電化へのリフォームを検討するご家庭が増えています。しかし、実際にオール電化にする場合、エコキュートやIHクッキングヒーターなどの設備費用に加えて、配線工事や撤去費用などの工事費用も必要になります。
この記事では、オール電化にリフォームする際の費用相場を設備ごとに詳しく解説し、光熱費の削減効果や補助金の活用方法まで総合的にご紹介します。初期投資が大きいからこそ、費用の内訳をしっかり理解して、後悔のないリフォーム計画を立てましょう。
さらに、プロパンガスと都市ガスでの費用差や、太陽光発電との組み合わせによる長期的なメリットについても触れていきます。これからオール電化リフォームを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
オール電化へのリフォーム費用は、導入する設備や住宅の状況によって大きく変動します。単にエコキュートとIHクッキングヒーターを導入するだけでも数十万円単位の投資が必要になり、太陽光発電や蓄電池まで含めると総額が数百万円に達することもあります。
ここでは、オール電化リフォームの一般的な費用相場と、見落としがちな費用項目について詳しく解説します。予算計画を立てる際の基礎知識として、まずは全体像を把握しましょう。
オール電化へのリフォーム費用は、一般的に総額で80万円から150万円程度が相場とされています。この金額には、エコキュートやIHクッキングヒーターといった主要設備の本体価格に加えて、設置工事費や既存設備の撤去費用などが含まれます。
具体的には、エコキュート本体と設置工事で60万円から100万円程度、IHクッキングヒーターの本体と交換工事で20万円から40万円程度が目安になります。これらを合わせた基本的なオール電化リフォームパッケージが、70万円から140万円の範囲に収まるケースが多いです。
ただし、住宅の築年数や既存設備の状態、選択する機器のグレードによって費用は上下します。特に高効率タイプのエコキュートや多機能なIHクッキングヒーターを選ぶと、上限の150万円を超えることもあります。逆に、標準的な性能の機器を選び、工事内容をシンプルにすれば、80万円程度に抑えることも可能です。
オール電化リフォームの見積もりを見る際は、設備の本体価格だけでなく諸経費にも注意が必要です。既存のガス給湯器やガスコンロを撤去する費用、配管や配線の処理費用、廃材の処分費用などが別途かかるケースがあります。
例えば、古いガス給湯器の撤去と処分には3万円から5万円程度、ガスコンロの撤去には1万円から2万円程度が目安となります。さらに、ガス配管の撤去や閉栓工事が必要な場合は、追加で数万円が発生することもあります。
また、工事中の養生費用や、作業に必要な足場の設置費用なども見落としがちな項目です。これらの諸経費は工務店や施工店によって計上方法が異なるため、見積書の内訳を細かくチェックして、どこまでが含まれているのかを確認することが大切です。
オール電化リフォームの費用は、戸建て住宅とマンションでは大きく異なります。戸建ての場合は、電気容量の増設や配線工事の自由度が高く、太陽光発電や蓄電池の設置も比較的容易です。一方で、屋外にエコキュートを設置するスペースの確保や基礎工事が必要になることもあります。
マンションの場合は、管理組合の規約によって設置できる設備や工事内容に制限があることが多く、特にバルコニーや共用部分への設置には承認が必要です。また、電気容量がすでに上限に達している場合は、増設工事ができないこともあります。その結果、戸建てに比べて選択肢が限られ、費用も割高になる傾向があります。
さらに、マンションでは搬入経路が狭かったり、エレベーターのサイズに制約があったりするため、特殊な搬入方法が必要になり、追加費用が発生するケースもあります。戸建てとマンション、それぞれの住宅形態に応じた費用感を持つことが重要です。
オール電化へのリフォームでは、住宅の電気容量が不足している場合、分電盤の交換や幹線の張り替えなどの電気配線工事が必要になることがあります。特にエコキュートは200V電源を使用するため、既存の配線が対応していない場合は工事が必須です。
分電盤の交換費用は3万5千円から6万円程度、幹線の張り替え工事は6万円から12万円程度が相場とされています。これらの工事は電気工事士の資格を持つ専門家が行う必要があり、工事内容によっては電力会社への申請も必要になります。
また、古い住宅では電気容量そのものが不足しているケースもあり、契約アンペア数を上げる必要がある場合は、引き込み線の交換など大掛かりな工事が発生することもあります。事前に施工店に現地調査を依頼して、どのような電気工事が必要になるのかを把握しておくことが大切です。

オール電化リフォームの総額を理解するには、各設備の本体価格と工事費用の内訳を知ることが欠かせません。エコキュート、IHクッキングヒーター、床暖房、太陽光発電など、それぞれの設備には本体価格だけでなく設置工事費や付帯工事費が発生します。
ここでは、主要な設備ごとの費用目安を具体的に解説し、どの部分にどれだけの費用がかかるのかを明らかにします。費用の内訳を理解することで、予算配分や設備選定の判断がしやすくなります。
エコキュートの本体価格は、容量やグレードによって50万円から150万円程度と幅があります。一般的な家庭用の370リットルタイプで、標準的な性能のものであれば本体価格は50万円から80万円程度が相場です。一方、460リットル以上の大容量タイプや、寒冷地仕様、高圧タイプなどの高機能モデルでは、100万円を超えることも珍しくありません。
工事費用については、基本的な設置工事で15万円から30万円程度が目安となります。この中には、エコキュート本体の設置、配管工事、電気配線工事、試運転などが含まれます。ただし、既存の給湯器がガス式の場合は、ガス配管の撤去や閉栓工事が別途必要になることがあります。
さらに、エコキュートを屋外に設置する際には、基礎工事や防振対策が必要になるケースもあります。特に騒音対策として防振ゴムや防音壁を設置する場合は、追加で数万円の費用が発生します。分電盤の交換や幹線の張り替えが必要な場合は、先述のとおり3万5千円から12万円程度の追加費用も見込んでおく必要があります。
IHクッキングヒーターの本体価格は、10万円から30万円程度が一般的な相場です。2口から3口のビルトインタイプで、基本的な機能を備えたモデルであれば10万円台前半から購入できます。一方、グリル機能が充実した上位モデルや、操作パネルがタッチ式で高級感のあるデザインのものは、25万円から40万円程度になることもあります。
交換工事費用は、おおむね5万円から15万円程度が目安です。既存のガスコンロからIHクッキングヒーターへ交換する場合は、ガスコンロの撤去、ガス栓の閉栓、IHクッキングヒーターの設置、200V電源の配線工事などが含まれます。キッチンカウンターの開口部のサイズが合わない場合は、天板の加工が必要になり、追加費用が発生することもあります。
なお、IHクッキングヒーター本体と工事費を合わせた総額は、20万円から40万円程度が標準的な範囲とされています。ガスコンロの撤去費用や廃材処分費も含めて見積もりを取ることで、実際の負担額を正確に把握できます。
オール電化リフォームと同時に床暖房を導入する場合、電気式床暖房であれば1畳あたり4万円から10万円程度が相場です。リビング12畳の場合、本体と工事費を合わせて48万円から120万円程度が目安となります。ヒートポンプ式の温水床暖房を選ぶ場合は、さらに高額になり、12畳で130万円から150万円程度が相場とされています。
太陽光発電システムを導入する場合は、1kWあたり約27万8千円から28万8千円が設置費用の目安です。一般的な家庭用の3kWから5kWシステムであれば、総額で84万円から144万円程度が必要になります。太陽光発電は国や自治体の補助金制度が利用できるケースが多いため、実質的な負担額を抑えることが可能です。
蓄電池を追加する場合は、1kWhあたり約18万7千円が相場で、3kWhから20kWhの容量で56万円から374万円程度の初期費用がかかります。太陽光発電と蓄電池をセットで導入すると、停電時でも電力を確保できる安心感が得られますが、初期投資は大きくなるため、長期的な光熱費削減効果や補助金の活用を含めて検討することが重要です。
| 設備名 | 本体価格の目安 | 工事費用の目安 | 総額の目安 |
|---|---|---|---|
| エコキュート | 50万円〜150万円 | 15万円〜30万円 | 65万円〜180万円 |
| IHクッキングヒーター | 10万円〜30万円 | 5万円〜15万円 | 15万円〜45万円 |
| 電気式床暖房 | 48万円〜120万円 | 込み | 48万円〜120万円 |
| 太陽光発電 | 84万円〜144万円 | 込み | 84万円〜144万円 |
| 蓄電池 | 56万円〜374万円 | 込み | 56万円〜374万円 |
この表は、各設備の費用目安をまとめたものです。実際の費用は住宅の状況や選択する機器によって変動するため、複数の施工店から見積もりを取って比較することが大切です。

オール電化リフォームを検討する際、多くの方が気になるのが初期投資を光熱費の削減で回収できるかどうかという点です。ガスと電気の併用から電気に一本化することで、基本料金が削減できる一方で、電気代が増える可能性もあります。
ここでは、オール電化にすることで実際にどの程度の光熱費削減が見込めるのか、また生活スタイルによってはコストが上がるリスクがあることについても解説します。費用対効果を正しく理解して、自分の家庭に合った判断をしましょう。
オール電化にする最大のメリットの一つは、ガスと電気の基本料金を一本化できることです。ガスと電気を併用している家庭では、それぞれに基本料金が発生しているため、月々数千円の固定費がかかっています。オール電化にすることでガスの契約を解約し、電気だけにまとめることで、基本料金の二重払いを解消できます。
特にプロパンガスを使用している家庭では、ガス代が都市ガスに比べて割高になる傾向があり、オール電化への切り替えによる光熱費削減効果が大きくなります。実際の事例では、プロパンガスからオール電化に変更したことで、月額6千円から9千円程度の光熱費削減が実現したケースも報告されています。
総務省の家計調査によれば、ガスと灯油を併用している住宅の年間光熱費は約23万3千円であるのに対し、オール電化住宅では約19万円となっており、年間で約3万円の差が見られます。この差額を考慮すると、初期投資が100万円の場合、単純計算で約33年で回収できることになります。ただし、太陽光発電や蓄電池を組み合わせることで、回収期間を大幅に短縮できる可能性もあります。
オール電化にすれば必ず光熱費が安くなるわけではありません。生活スタイルや電気料金プランの選び方によっては、かえって電気代が高くなるリスクもあります。特に、日中に電気を多く使う家庭では、昼間の電気料金単価が高いプランを選んでしまうと、光熱費が増加する可能性があります。
エコキュートは夜間の安い電力でお湯を沸かすことを前提に設計されているため、夜間電力が安い時間帯別料金プランを選ぶことが重要です。しかし、このようなプランでは昼間の電気代が割高に設定されていることが多く、日中に在宅していて電気を多く使う家庭では、トータルの電気代が上がってしまうケースがあります。
また、太陽光発電を導入していない場合、昼間の電力をすべて電力会社から購入する必要があるため、自家消費による節約効果が得られません。さらに、電気料金の単価は燃料費調整額や再エネ賦課金の影響を受けて変動するため、将来的に電気代が上昇すれば、オール電化のコストメリットが薄れる可能性もあります。
これらのポイントを押さえることで、オール電化によるコスト増加のリスクを回避し、光熱費削減のメリットを最大限に引き出すことができます。
オール電化リフォームの初期費用は決して安くありませんが、国や自治体の補助金制度を活用することで実質的な負担を軽減できます。また、複数の施工店から相見積もりを取ることで、適正価格を見極めることも重要です。
ここでは、オール電化リフォームに利用できる補助金制度の概要と、費用を安く抑えるための賢い依頼方法について解説します。しっかりと情報を集めて、お得にリフォームを進めましょう。
オール電化リフォームそのものに対する補助金は現在のところ存在しませんが、エコキュート、太陽光発電、蓄電池といった個別の設備については、国や自治体から補助金が支給される制度があります。エコキュートについては、国の補助金制度で1台あたり6万円の基本補助に加え、性能に応じて最大7万円の加算が受けられるケースがあります。
太陽光発電については、固定価格買取制度による売電収入に加えて、自治体独自の設置補助金が用意されている地域も多くあります。蓄電池についても、国の補助金制度や自治体の補助金を組み合わせることで、導入費用の一部をカバーできる場合があります。
補助金の申請には、事前に申請書類の準備や施工店との調整が必要になります。また、補助金の予算枠には限りがあるため、年度の早い時期に申請することが重要です。補助金の最新情報は、各自治体の公式サイトや、国の省エネルギー関連の補助金情報サイトで確認できます。施工店に相談する際には、補助金の申請サポートを行っているかどうかも確認しておくとスムーズです。
オール電化リフォームの費用は、工務店や施工店によって見積もり金額に大きな差が出ることがあります。同じ設備を導入する場合でも、仕入れルートや工事の効率、利益率の設定によって、数十万円単位で差がつくこともあります。そのため、必ず複数の施工店から相見積もりを取り、内容と価格を比較検討することが大切です。
相見積もりを取る際には、見積書の項目が詳細に記載されているかをチェックしましょう。本体価格、工事費用、諸経費がそれぞれ明確に分かれていれば、どの部分で差が出ているのかを把握しやすくなります。また、保証内容やアフターサービスの充実度も比較の重要なポイントです。安さだけで選ぶのではなく、信頼できる施工店かどうかも見極めましょう。
リフォーム会社の一括見積もりサービスを利用すれば、複数の施工店に一度に見積もりを依頼でき、手間を省きながら最適な元請けを見つけることができます。見積もりの内容を比較する際には、単に総額だけでなく、工事内容の具体性や担当者の対応の丁寧さも判断材料にすることで、満足度の高いリフォームが実現します。
オール電化へのリフォーム費用は、エコキュートやIHクッキングヒーターといった主要設備の本体価格と工事費用を合わせて、総額で80万円から150万円程度が一般的な相場です。さらに太陽光発電や蓄電池を導入する場合は、数百万円規模の初期投資が必要になることもあります。
費用の内訳をしっかりと理解し、設備ごとの価格や工事費用、諸経費を把握することで、予算に合った計画を立てることができます。また、ガス代と電気代を一本化することで光熱費を削減できる一方、生活スタイルや電気料金プランによっては電気代が高くなるリスクもあるため、事前のシミュレーションが重要です。
国や自治体の補助金制度を活用し、複数の施工店から相見積もりを取ることで、初期費用を抑えながら満足度の高いリフォームを実現しましょう。オール電化は長期的な視点で光熱費削減や環境負荷の低減につながる選択肢ですので、ぜひ慎重に検討してください。
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