和室
2025.12.15
和室
2025.12.15
和室を洋室風に変えたいけれど、本格的な工務店に依頼するのは費用が心配という方も多いのではないでしょうか。実は、和室のリフォームはDIYでも十分に洋室風にアレンジできます。
畳の上にフローリング材を敷いたり、襖をリメイクシートでアレンジしたりするだけでも、空間の印象は大きく変わります。ただし、DIYで和室をリフォームする際には、賃貸物件では原状回復が必要なことや、電気工事は専門知識が必要なことなど、いくつか注意すべきポイントがあります。
この記事では、和室を洋室風にするDIYの具体的な方法から、費用を抑えるコツ、失敗を避けるための注意点まで、初心者の方でも安心して取り組めるよう詳しく解説していきます。

和室のDIYリフォームを成功させるためには、事前の準備と計画が欠かせません。まずは予算や工期の目安を立て、必要な道具や材料を揃えることから始めましょう。また、賃貸物件の場合は管理会社への確認も重要です。
ここでは、DIYリフォームを始める前に押さえておきたい基本的なポイントを詳しく説明していきます。
和室のDIYリフォームにかかる費用は、どこまで変更するかによって大きく異なります。例えば、畳の上にウッドカーペットを敷くだけなら1万円程度から可能ですが、本格的にフローリングに張り替える場合は10万円以上かかることもあります。
工期についても同様で、表面的な変更だけなら週末の2日間で完成できますが、床材の張り替えや壁紙の全面貼り替えとなると1週間から10日程度は見ておいた方が良いでしょう。特に初心者の方は、予定よりも時間がかかることを想定して、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。
また、一度にすべてを変更するのではなく、段階的に進めることで費用を分散できます。まずは畳や襖など目につきやすい部分から始めて、徐々に天井や照明などにも手を広げていくという方法も効果的です。
DIYリフォームを始める前に、作業に必要な工具と材料をリストアップして揃えておきましょう。基本的な工具としては、メジャー、カッターナイフ、定規、ハサミ、タッカーなどが挙げられます。電動工具があると作業効率が上がりますが、レンタルサービスを利用することで初期費用を抑えることも可能です。
材料については、具体的にどの部分をどのように変更するかを決めてから購入しましょう。例えば、床をフローリング風にしたい場合は、フロアタイルやウッドカーペット、クッションフロアなどの選択肢があります。それぞれメリット・デメリットが異なるため、用途や予算に合わせて選択することが大切です。
購入する際は、実際に必要な分量よりも10%程度多めに用意しておくと安心です。作業中の失敗や将来的な補修に備えることができます。
賃貸物件でDIYリフォームを行う場合は、原状回復義務があることを必ず理解しておきましょう。退去時に元の状態に戻せないような改修は避け、敷くだけ・貼るだけで元に戻せる方法を選ぶことが重要です。
また、電気工事については電気工事士の資格が必要な作業があります。コンセントの増設や移設、照明器具の配線変更などは専門の施工店に依頼する必要があります。無資格で行うと法律違反になるだけでなく、火災などの事故リスクも高まるため注意が必要です。
構造に関わる変更、例えば壁の撤去や柱の移動などは、建築基準法に関わる可能性があります。このような大規模な変更を検討している場合は、事前に専門家に相談することをおすすめします。
DIYによるリフォームを始める前に、和室の下地状態をしっかりと確認しましょう。特に古い住宅の場合、土壁や砂壁の表面が傷んでいることがあります。壁紙を貼る前には、下地処理が必要になることも多いため、事前の点検は欠かせません。
作業を開始する際は、周囲の家具や床材を保護するための養生作業も重要です。新聞紙やビニールシート、マスキングテープなどを使って、汚れや傷から守りましょう。特に賃貸物件の場合、周辺を汚してしまうと原状回復費用がかかる可能性があるため、丁寧な養生作業が必要です。
また、作業中の換気も忘れずに行いましょう。接着剤や塗料を使用する際は、有害な揮発性物質が発生することがあるため、窓を開けて十分な換気を心がけることが大切です。

和室を洋室風に変える方法はたくさんありますが、初心者でも取り組みやすいものから始めることが成功の秘訣です。ここでは、比較的簡単にできるDIYリフォームの実例を具体的に紹介していきます。
どの方法も特別な技術や高額な工具を必要とせず、週末の時間を使って取り組むことができます。まずは一つの方法から試してみて、慣れてきたら他の部分にも挑戦してみてください。
畳を完全に撤去せずとも、表替えや縁の交換だけで印象を大きく変えることができます。特に畳の縁を洋風のデザインに変えるだけでも、和室の雰囲気をモダンにすることが可能です。
畳の表替えは専門の工務店に依頼することが一般的ですが、縁の交換であればDIYでも挑戦できます。市販されている畳縁テープを使えば、既存の縁の上から貼り付けるだけで簡単にリメイクできます。柄も無地からストライプ、花柄まで豊富に揃っているため、お好みの洋風デザインを選択できます。
作業時間は6畳間で半日程度、費用も数千円から1万円程度と手軽に始められます。賃貸物件でも原状回復が容易なため、気軽に挑戦できる方法と言えるでしょう。
襖と障子の張り替えは、和室の印象を変える最も効果的な方法の一つです。従来の和紙から洋風の柄紙やリメイクシートに変更することで、一気に洋室らしい雰囲気を演出できます。
襖の張り替えは、まず古い紙を丁寧に剥がすことから始めます。霧吹きで水を吹きかけて湿らせると、紙が剥がしやすくなります。その後、新しい紙を枠に合わせてカットし、のりで貼り付けていきます。リメイクシートを使用する場合は、のりが不要で貼り直しも可能なため、初心者の方にもおすすめです。
障子の場合は、破れた部分だけを部分的に補修することも可能です。和紙の代わりにレースやファブリック素材を使用すると、より洋風な印象に仕上がります。どちらの作業も特別な技術は必要なく、丁寧に作業すれば美しい仕上がりが期待できます。
和室の壁を洋風にする方法として、塗り替えや壁紙の貼り替えが挙げられます。特に土壁や砂壁の上から珪藻土を塗ったり、クロスを貼ったりすることで、大きく印象を変えることができます。
| 施工方法 | 費用目安 | 作業時間 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|---|
| 珪藻土塗装 | 5,000円〜/畳 | 1日 | 調湿効果あり、自然素材 | 技術が必要、汚れやすい |
| クロス貼り | 3,000円〜/畳 | 半日 | 種類豊富、メンテナンス簡単 | 下地処理が重要 |
| ペンキ塗装 | 2,000円〜/畳 | 半日 | 低コスト、色の選択自由 | 仕上がりにムラが出やすい |
珪藻土は調湿効果があり、自然素材のため健康面でもメリットがありますが、塗装技術がある程度必要です。一方、クロス貼りは比較的簡単で、柄や色の選択肢も豊富です。ただし、土壁の上に直接貼る場合は、下地処理をしっかりと行う必要があります。
どの方法を選ぶかは、予算や技術レベル、求める仕上がりによって決めると良いでしょう。初心者の方は、まず一面だけを試してみて、慣れてから他の壁にも挑戦することをおすすめします。
和室の床を洋風にする方法として、畳の上に直接敷けるフロアタイルやウッドカーペットの活用が効果的です。これらの材料は接着剤を使わずに設置できるため、賃貸物件でも安心して使用できます。
フロアタイルは、本物の木材のような見た目でありながら、水に強く手入れが簡単という特徴があります。クリック式のものであれば、パズルのように組み合わせるだけで設置できるため、DIY初心者でも簡単に取り組めます。6畳間であれば、材料費は3万円から5万円程度で済みます。
ウッドカーペットは、畳の上にそのまま敷くだけで使用できる最も手軽な方法です。ただし、畳との間に湿気がこもりやすいため、防虫シートや除湿シートを併用することをおすすめします。定期的に持ち上げて換気することも、カビや害虫の発生を防ぐために重要です。
和室の窓まわりを洋風にアレンジすることで、部屋全体の印象を大きく変えることができます。障子の代わりにカーテンやブラインドを設置したり、窓枠をリメイクシートでアレンジしたりする方法があります。
カーテンレールの取り付けは、電動ドライバーがあれば比較的簡単に行えます。ただし、賃貸物件の場合は、ビス穴を開けて良いかどうか事前に確認が必要です。穴を開けたくない場合は、つっぱり式のカーテンレールを使用すると良いでしょう。
また、窓の断熱性能を向上させるために、二重窓キットを設置する方法もあります。これにより冬場の寒さ対策にもなり、光熱費の削減効果も期待できます。作業は1日で完了し、費用も2万円から3万円程度と比較的手頃です。

和室のDIYリフォームを成功させるためには、いかに費用を抑えながら効果的な改修を行うかがポイントとなります。材料選びの工夫や作業の効率化、プロに任せる部分の見極めなど、様々なテクニックがあります。
ここでは、予算を抑えながらも満足のいく仕上がりを得るための実践的なコツを詳しく解説していきます。これらの方法を活用することで、大幅なコストダウンが可能になります。
材料費を抑える最も効果的な方法は、用途に応じて適切なグレードの材料を選択することです。例えば、人があまり歩かない場所には薄手のフロアタイルを、よく使う場所には厚手のものを使い分けることで、無駄なコストを削減できます。
また、ホームセンターの見切り品やアウトレット商品を活用することも有効です。色や柄が限定されることもありますが、品質に問題がない商品を格安で購入できる場合があります。さらに、インターネット通販を利用することで、店頭価格よりも安く購入できることも多いです。
代替品を活用することも重要なポイントです。例えば、高価な無垢フローリング材の代わりにフロアタイルを使用したり、天然木の腰板の代わりに木目調のリメイクシートを使用したりすることで、見た目の満足度を保ちながら大幅にコストを削減できます。
和室リフォームにおいて、どこまでをDIYで行い、どこからを専門の施工店に依頼するかの見極めが重要です。基本的には、安全性や法的な制約が関わる作業は専門家に任せ、表面的な装飾や設置作業はDIYで行うという考え方が適切です。
これらの境界を正しく理解することで、必要な部分にのみプロの技術を活用し、全体の費用を大幅に抑えることができます。また、危険な作業を避けることで、事故やトラブルを防ぐことにもつながります。
見積もりを取る際は、複数の施工店に相談し、DIYとプロ施工の組み合わせについても相談してみると良いでしょう。柔軟に対応してくれる施工店を見つけることで、理想的なリフォームプランを実現できます。
リフォーム材料を新品で購入する代わりに、中古品や再利用品を活用することで大幅なコストダウンが可能です。特に構造に関わらない装飾材料については、中古品でも十分に使用できる場合が多いです。
インターネットオークションやフリマアプリでは、リフォーム工事で余った材料や、住宅の解体時に出た建材などが販売されています。そのため、フローリング材や壁紙、照明器具などが格安で手に入ることがあります。ただし、中古品を購入する際は、必要な分量が確保できるか、品質に問題がないかを事前に確認することが重要です。
また、自宅にある既存の家具や建具をリメイクして活用することも効果的です。例えば、古いタンスを和室に合うようにペイントし直したり、使わなくなった建具を間仕切りとして再利用したりすることで、新たな購入費用を削減できます。
作業効率を上げることは、時間の節約だけでなく、材料の無駄を減らし結果的にコストダウンにもつながります。まずは作業全体の流れを把握し、効率的な順序を計画することが重要です。
例えば、壁の塗装や壁紙貼りを行う場合は、天井から始めて壁、最後に床という順序で作業することで、上から落ちた汚れを最後にまとめて清掃できます。また、同じ種類の作業をまとめて行うことで、工具の準備や片付けの手間を省けます。
作業前の準備を念入りに行うことも時間短縮の重要なポイントです。必要な材料を事前に必要な寸法にカットしておいたり、工具を手の届きやすい場所に配置したりすることで、作業中の無駄な動作を減らせます。また、複数人で作業を分担することで、大幅な時間短縮が可能になります。
和室のDIYリフォームは、適切な計画と準備があれば初心者でも十分に取り組むことができます。畳の上にフロアタイルを敷いたり、襖をリメイクシートで装飾したりするだけでも、和室を洋室風に変身させることが可能です。
ただし、電気工事や構造変更については専門の施工店に依頼し、安全性を最優先に考えることが大切です。また、賃貸物件の場合は原状回復が可能な方法を選択し、事前に管理会社への確認を忘れずに行いましょう。
費用を抑えるためには、材料選びの工夫や中古品の活用、作業効率の向上など様々なテクニックがあります。これらの方法を組み合わせることで、理想的な洋室風和室を予算内で実現できるはずです。まずは小さな変更から始めて、徐々に理想の空間に近づけていってください。
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