キッチン
2025.12.12
キッチン
2025.12.12
「キッチンリフォームを検討しているけれど、何日くらい料理ができなくなるの?」 「工事期間中、冷蔵庫や電子レンジはどうすればいい?」
キッチンリフォームを検討する際、多くの方が気にするのが工事期間です。しかし、単に「何日で終わるか」だけでなく、その期間中の食事や生活をどう乗り切るかという準備が、リフォームの満足度を大きく左右します。
この記事では、リフォームのプロの視点から、種類別の正確な工期目安に加え、工事の流れ、そして工事中の不便な生活を快適に過ごすための具体的な「生活サバイバル術」まで詳しく解説します。適切な計画と対策で、生活への影響を抑えながら理想のキッチンを実現しましょう。
キッチンリフォームの期間は、工事の規模や内容によって大きく変わります。「数日」で終わるものから「1ヶ月」近くかかるものまで様々ですので、まずはご自身の計画がどのパターンに当てはまるか確認しましょう。

最も短期間で完了するのが、キッチン本体のみを交換するリフォームです。この場合、既存のキッチンと同じサイズの新しいシステムキッチンに交換するだけなので、配管や電気工事の大幅な変更は必要ありません。
コンロやレンジフードの交換であれば半日から1日。キッチン本体全体の交換でも、早ければ2日、長くても4日程度で完了します。ただし、解体後に隠れた床の腐食などが見つかった場合は補修が必要となり、予備日を含めて考えるのが賢明です。
キッチン本体の交換に加えて、壁紙の張り替えや床材の変更を行う場合は、工期が延びます。これらの内装工事は、キッチンの撤去後から新しいキッチンの設置前に行う必要があるためです。
内装工事が入る分、工期は延びますが、キッチン空間全体が新築のように生まれ変わります。クロスの糊や床材の接着剤を乾燥させる時間も考慮し、全体で約1週間(実働5〜7日)を見ておきましょう。
最も時間がかかるのが、キッチンのレイアウト変更を伴うリフォームです。「壁付けキッチン」を「対面キッチン」に変更するなど、場所を移動させるリフォームがこれにあたります。
給排水管やガス管の移設、電気配線の延長、壁の造作(大工工事)など、多岐にわたる工事が発生するため、通常は2週間から3週間程度の期間が必要です。この場合、キッチンが使えない期間が長期間に及ぶため、食事や生活の対策がより重要になります。
| リフォーム内容 | 工期の目安 | キッチンが使えない期間 |
|---|---|---|
| 本体交換のみ | 2〜4日 | 2〜3日 |
| 内装(壁・床)含む | 1週間程度 | 5〜7日 |
| レイアウト変更 | 2〜3週間 | 10日以上 |
キッチンリフォームの工期を正確に把握するためには、工事の流れと各工程にかかる日数を理解することが重要です。
工事の流れを事前に理解しておくことで、生活への影響を最小限に抑える準備ができ、工事の進捗状況も把握しやすくなります。
「3日で終わります」と言われても、実際に毎日何が行われ、いつ家にいなければならないのかイメージするのは難しいものです。
ここでは、最も一般的な「①単純交換(4日間)」と「②内装工事込み(1週間)」のケースについて、工事内容と「その日、施主がすべきこと」を詳細なカレンダー形式でまとめました。
位置を変えずに新しいキッチンに入れ替える、最もスタンダードな工事です。
| 日数 | 工事内容 | 職人の動き | 生活への影響と施主のアクション |
|---|---|---|---|
| 1日目 | 養生・解体 | ・床や壁を保護 ・古いキッチンの撤去 ・給排水/ガスの切り離し | 【騒音注意】 解体時に大きな音が出ます。 ▼アクション: ・朝までにキッチン周りと中身を空にする。 ・この日の夕食からキッチン不可。 ・1~2時間の断水あり(後述)。 |
| 2日目 | 下地・設備工事 | ・新しい配管/配線の設置 ・壁の補強(下地)調整 | 【立入制限】 床下収納や点検口を開けて作業する場合があるため、その周辺は物を置かないようにしてください。 |
| 3日目 | 搬入・組立 | ・新しいキッチンの搬入 ・本体の組み立て設置 | 【スペース確保】 大量のダンボールや部材が搬入されます。玄関からキッチンまでの廊下には物を置かないでください。 |
| 4日目 | 接続・引渡し | ・水道/ガス/電気の接続 ・コーキング処理 ・試運転と説明 | 【在宅必須】 工事完了後の確認と、使い方の説明があります。 ▼アクション: ・夕方から新しいキッチンが使用可能です! |
キッチン交換に合わせて、汚れたクロスや床も一新する場合です。乾燥期間が必要なため、工期が伸びます。
| 日数 | 工事内容 | 生活への影響と施主のアクション |
|---|---|---|
| 1日目 | 養生・解体 | キッチンの撤去。騒音・埃が発生します。 |
| 2日目 | 配管・電気工事 | 位置変更がない場合でも、新しいキッチンの規格に合わせて配管位置を微調整します。 |
| 3日目 | 大工・内装工事 | 【臭気注意】 クロスやクッションフロアの張り替えを行います。接着剤の臭いがすることがあるため、換気を心がけてください。 |
| 4日目 | 内装工事(予備日) | 接着剤やパテを乾かす期間です。職人が入らない場合もありますが、キッチンには立ち入らないようにしましょう。 |
| 5日目 | 搬入・組立 | 新しいキッチンを設置します。 |
| 6日目 | 仕上げ・引渡し | 設備接続と清掃を行い、完了です。 |
※レイアウト変更(場所移動)を伴う場合は、これに加えて「大工工事(床や壁の造作)」が約1週間追加され、トータルで2〜3週間となります。
多くの記事では「工期」については触れていますが、「その間どう生活するか」という具体的な対策は不足しがちです。ここではプロの視点から、工事中のトラブルを防ぎ、少しでも快適に過ごすための実践テクニックをご紹介します。

キッチンが使えない間、外食やお弁当で済ませるのも一つの手ですが、毎日続くと食費がかさみ栄養も偏ります。リビングにカセットコンロや電子レンジを移動して簡易調理をするのがおすすめですが、ここで注意点があります。
「使った食器を洗面所やお風呂場で洗う」のは極力避けてください。
洗面所の排水管はキッチンに比べて細く、S字トラップに油汚れが溜まりやすい構造になっています。ラーメンの残り汁や油汚れがついた皿を洗うと、一発で排水詰まりを引き起こすリスクがあります。
工事中、冷蔵庫や電子レンジをリビングなどに移動させる必要があります。その際、コンセントが届かないからといって一般的な延長コード(特にタコ足配線)で電子レンジを使用するのは危険です。
電子レンジやオーブントースターは消費電力が大きいため、定格容量を超えて発熱・発火する恐れがあります。壁のコンセントに直接挿せる場所に設置するか、高ワット対応の太い延長コードを準備しましょう。
昨今のリフォームで増えているのが、在宅ワーク中やペットへの影響に関する悩みです。
「工事中はずっと水も電気も使えないの?」と不安になる必要はありません。プロの視点から、実際にライフラインが止まる正確なタイミングと時間をお伝えします。これさえ知っておけば、トイレやスマホ充電のタイミングを逃さず安心です。
工事期間中、ずっと水道が使えないわけではありません。断水が発生するのは、主に以下の2回です。
具体的な断水時間目安
電気に関しても、工事中ずっと使えないわけではありません。電気が止まるのは以下のタイミングです。
キッチンリフォームの期間を短縮することで、日常生活への影響を最小限に抑えることができます。工期短縮には、事前の準備から施工中の管理まで、様々な工夫が必要です。
工期短縮の最も効果的な方法は、徹底した事前準備です。まず、キッチンまわりの荷物を早めに片付けておくことで、工事初日からスムーズに作業を開始できます。
また、「来週から工事したい」と思っても、すぐに着工できるわけではありません。実は、工事そのものよりも事前の準備期間の方が長いことを理解しておく必要があります。
システムキッチンは基本的に受注生産です。契約後にメーカーへ発注し、製品が届くまで通常2週間〜1ヶ月かかります。プラン決めや見積もりの期間を含めると、リフォームを思い立ってから完成までは「2〜3ヶ月」を見込んでスケジュールを立てるのが理想的です。
仕様は着工前に完全に確定させ、予備日を含めた余裕のあるスケジュールを組むことが、結果的に工期短縮への近道となります。
予定していた工期よりも長くなってしまうケースもあります。最も多いのが、解体後に予期しない問題が発見される場合です。
特に築年数の古い住宅では、解体して初めて床下の腐食やシロアリ被害、現在の基準に合わない配管が見つかることがあります。この場合、安全性を確保するために補修工事が追加され、工期が数日延びることがあります。
また、工事中に「やっぱり棚を追加したい」などの変更を行うと、部材の納期待ちが発生し、工事がストップしてしまいます。こうした「まさか」の事態に備え、工務店との契約時にリスクや対応策について十分に話し合っておくことが重要です。
ここで、リフォームのタイミングを見誤った私の失敗談をお話しします。計画的なリフォームがいかに重要か、身をもって知った出来事です。
築30年で購入した我が家ですが、ある年の正月に突然の水漏れが発生しました。キッチンと床が水浸しになり、キッチン台の木材が水分で歪んでしまうという悲劇に見舞われたのです。
最悪なことに、世間は正月休み。知人の不動産屋さんや大工さんもお休みで連絡がつかず、水もお湯も出ないまま新年を迎えるという絶望的な状況でした。幸い、古くからお付き合いのある工務店さんが工具を持って駆けつけてくれて、応急処置により九死に一生を得ましたが、被害は甚大でした。
結局、水漏れの影響でキッチンの床と本体を全交換することになり、予定外の非常に高い買い物になってしまいました。「まだ使えるから」と先延ばしにせず、一定のタイミングでメンテナンスリフォームを行っておくべきだったと痛感しています。定期的な点検と計画的なリフォームこそが、最大のリスク管理になります。
キッチンリフォームの期間は、工事の規模によって大きく異なります。交換のみなら2〜4日、内装工事を含めると約1週間、レイアウト変更を伴う大規模リフォームでは2週間〜3週間程度が目安となります。
工期短縮と快適なリフォームのためには、以下のポイントが重要です。
「キッチンが使えない期間」をシミュレーションし、万全の準備を整えることで、リフォーム期間さえも家族のイベントとして乗り切ってください。工務店との密な連携と適切な準備により、スムーズなキッチンリフォームを成功させましょう。
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